マイストーリーvol5 大学卒業と社会人になってから〜なりたいわたしになる〜
マイストーリー4の続きです^^
就職活動をする中で、自分が表現者になることは諦め、何をして生きていこうか考えました。
舞台芸術を運営する会社や、それを宣伝する会社、またはバレエ雑誌の編集の会社など
わたしが思いつくやりたいと思える仕事はとても間口の狭いものばかりでした。
そのような会社は新卒の採用をしていなったり、していても応募枠3人など、競争率が高く、わたしはあっという間に何をしたいか選択肢を失いました。
就職活動は難航しましたが、夏頃には六本木にオフィスを構える広告会社に内定をいただくことができました。
晴れて六本木OLとなったわたしは、社会人生活を楽しみにしていました。
仕事を始めてからは周りの環境も、出会う人も全てがキラキラとしていて
たくさんの知らない世界を知ることができました。
しかし、しばらくしてあのリーマンショックが訪れます。
ベンチャー企業だったわたしの会社はあっという間に傾き、そして先輩はどんどん転職していきました。
ほとんど経験のない新人で会社の仕事を回していくので、
分からないながらにやる→何かミスをする→クレーム→残業や休日出勤で対応
と、まさに負のループでした。。
そして程なくして六本木のオフィスから東京郊外へと会社は移転します。
キラキラした六本木のオフィスから、数年後には取り壊しが決まっているようなオフィスへ。
この先どうなってしまうのか、毎日深夜の帰宅の中不安でいっぱいでした。
この時例の彼に、泣き言を言いながらよく電話していましたが、
人生をしっかりと考えなかった自分が悪い、とバッサリ切られていました。笑
日々出来ないこと、分からないことがたくさんある中で、出来るフリをしたり、分かるフリをして仕事をするのはとても苦痛でした。
そして、次第に
自分に嘘のない仕事がしたい。
自分がしっかりと自信を持って伝えられる仕事がしたい。
そんな想いはどんどん強くなりました。
社会人になって一年を迎える頃、わたしは会社を退職することを決めました。
マイストーリーは続きます^^
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